ECサイト、テレワーク導入のメリット、デメリット
1.ECサイト
ECサイトとは、ネットを通じモノやサービスを販売するサイトになります。導入のメリットとデメリットは主に以下のことがあげられます。
メリット
・日本全国が販売エリアになる。対応ができれば世界にも広げることができる。
・24時間、365日の稼働が可能
・店舗、人件費などの固定費が節約できる。
・サイト解析により販売の問題を分析しやすい
・在庫を抱えない仕組みができる
・3密をさけることができる
デメリット
・対人でのメリット(顧客サービス、接客)がいかせない。
・競争が激しい(価格競争、アピール)、広告などの変動費がかかる。
・顧客に不安感(商品、事業者)がある。
・配送料がかかる(単価の低い商品への影響が大きい)
ECサイトを通じた販売額は毎年右肩上がりで上昇しています。加えて、コロナの影響により3密への対策が必要となり、さらにECサイトのメリットは拡大しています。
2.テレワーク
テレワークとは、情報通信技術を使うことにより、通信環境と機器を備えることで、どこでも、いつでも、場所と時間にしばられない働き方のことです。
テレワークの持つ機能としては、
・画面共有、ファイル共有機能
・録音、録画機能
・チャット機能
・招待機能
などがあり、社内データの共有やWeb会議の実施などにより、社内で働く環境を、自宅でかなり実現できるようになります。
メリット
・リスク分散ができる
台風、地震による交通インフラのストップ、コロナ感染の拡大した際に、出社する必要なく働くことができます。
・人材の確保に優れている
従業員は、通勤時間の削減、住む場所を自由に選べる、育児・家事・介護と仕事を両立できる、などのメリットがあり、従業員が選べる選択肢を増やすことで企業は優秀な人材を確保しやすくなります。
課題としては、時間管理を従業員自ら行うため、企業と従業員、従業員間の信頼関係構築が必要になります。関連して、勤怠管理が複雑になる、人事評価が実績重視になる、情報通信技術の管理が必要になる、といったことがあげられます。
課題もいろいろありますが、総務省が発表した統計によると、テレワーク導入企業の一人当たりの労働生産性が599万円から957万円に上昇しており、導入によるメリットは大きいことがわかります。